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効能

リンパ液が滞るわけ

リンパ液が体内を循環する速度は、1分間でわずか30センチ程度という非常にゆっくりしたものです。ちなみに、血液は約1分間で全身を一周してきます。リンパ液は人間が体を動かすとき、その筋肉の収縮などによってリンパ管が圧迫され、それをポンプ代わりの動力にして循環します。したがって、運動不足の人はどうしてもリンパの循環が滞りがちになります。リンパの流れが滞ると、リンパ液が流れずに溜まった部分がむくんできます。立ち仕事の人や、一日中椅子に向かって仕事をしている人がむくみがちになるのはそのためです。また、冷え性もリンパと密接な関係があります。冷え性の人はリンパ液が滞りやすく、リンパ液が滞ると冷え性になるという悪循環を繰り返します。 冷え性の原因のひとつは、体温調節機能の衰えにあります。人間は体温が下がると毛細血管が縮んで体温の流出を避けようとしますが、いつまでも毛細血管に送られる血の量が元に戻らないと、手足が冷え切ったままになります。体温調節機能もひとつの体の防衛反応で、これを活性化するためにリンパの循環は不可欠です。